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TikTok Japan エグゼクティブミーティング

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イベント:ボードルーム形式の会議(TikTok ByteDanceオフィス)

場所:日本、東京、渋谷ヒカリエ

日付:2025年4月21日〜25日

ソリューション:Bosch DCN Next Generation デジタルディスカッションシステムの導入

CASE STUDY

クライアント概要

ByteDance社は、東京・渋谷ヒカリエにあるTikTok Japanオフィスにおいて、5日間にわたるハイレベルな社内会議シリーズ向けに統合型AVソリューションを提供するため、Congress Singaporeを起用しました。クライアントは、洗練されたモダンなワークスペースに過度なハードウェアを持ち込むことなく、クリアな音声と多言語ディスカッションを実現する、目立たないボードルームスタイルの設営を求めていました。

当社のソリューション

Congress Singapore は、同時通訳(SI)システム一式と Bosch DCN Next Generation デジタル会議マイクを、すっきりとしたホースシューレイアウトで設置しました。これらのマイクユニットにはあまり知られていない強力な「内蔵チャンネルセレクター」機能が搭載されており、本ソリューションの中核を成しました。

従来型の赤外線(IR)や FM 通訳システム(受信機・送信機・発信機など多数の機材と複雑な設定を要する)を展開する代わりに、Congress Singapore は Bosch マイクユニット上で直接通訳チャンネルを有効化。参加者は自席前のマイクステーションで翻訳音声をそのまま聴取できるため、機器も運用も大幅に簡素化されました。

さらに、会議室中央にはアジェンダ表示および発言者識別用の床置き型ディスプレイを設置し、小型 PA システムで会場内外の音声伝送をサポート。ハイブリッド接続は「Lark」プラットフォームとの統合で実現し、リモート参加者も遅延なく会議に参加できる環境を整えました。

課題とソリューション

会場アクセスの制限
渋谷ヒカリエへの搬入は厳格に管理されており、いずれの納品・荷下ろしも事前登録が必須で、かつ10分間という厳密な時間枠に限定されていました。これに対応するため、緻密な物流計画と各種書類手続きが必要でしたが、Congress Singapore は事前調整と精緻なスケジューリングにより、すべての搬入をスムーズに実施しました。

直前の追加要望
イベント前日の設営中に、クライアントから追加のディスプレイスクリーン設置依頼が入りました。Congress Singapore は即時対応し、必要なテレビを同日中に搬入・設置。全体のセットアップスケジュールを乱すことなく、追加要望に応えました。

通訳業務のスリム化
本イベントは、通訳提供方法を再構築する絶好の機会でした。Bosch DCN マイクの内蔵チャンネルセレクターを活用し、外部レシーバーを排除。結果として、テーブル配置はすっきりとし、機材量は大幅に削減され、設営・撤収のスピードも向上。技術的に優れただけでなく、美観や運用面でも高い評価を得るソリューションとなりました。

成果

5日間のイベントは滞りなく実施され、機密性の高い重責を伴う議論をクリアな音質と統合された多言語サポートで支えました。会議用マイクは通訳出力チャンネルを兼務し、高性能なシステムが必ずしも複雑である必要がないことを証明しました。

クライアントは、専門性、スピード、そして明瞭さに満ちた納品に非常に満足され、本プロジェクトは、賢く適用されたシンプルさが従来の複雑さを凌駕するという新たな気づきをもたらしました。

「これは単に時間や機材を節約することではなく、すでに手元にあるもので何ができるかを再考することでした。」

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